シコウノイッタン

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【雑記】世界最小タフネススマホ「Unihertz Atom」購入~実用性皆無も男のロマン~

目次

 

クラウドファンディングで220ドルで購入

知っている人は知っている、一部ガジェット好き界隈では話題のスマホ「Unihertz Atom」が遂に納品されました。

先代にあたる「jelly」はバッテリー容量が950mAだったので敬遠しましたが、この「 Atom」は性能がかなり強化されたので、飛びつき買いをした次第です。

開封時のわくわく感がすごかった

箱を開ける瞬間はすごくわくわくしました。

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化粧箱

チープですが液晶保護フィルムとストラップ、USB-Cケーブルなども付属していました。

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わくわく……

動かし始めたら現実に引き戻される

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これまで使っていたP9liteと比べると全然違う


ただ、当たり前ですが使いにくいですね。
もうそれに尽きます。

製造メーカーでもあるUnihertzのサイトのキャッチにも使われているとおり「小さいは正義」なんですけど、正義だからなんでも許されるわけではないのが人生というものです。

小一時間触って気づいた難点は以下の通り。

  1. サイズ感の割に重い(110グラム)
  2. 結構、発熱する
  3. 指紋認証の精度がいまいち(今まで使っていたHUAWEI製品が良すぎたとも……)
  4. 液晶の解像感は初期スマホレベル
  5. カメラも期待することなかれ
  6. おサイフケータイは非対応

といっても2、3以外は殆ど織り込み済みですね。
なので、初めはワクワクしたのですが、だんだん淡々といつもどおりセットアップ作業をしていく自分がいました。

さぁ「Atom」を持ってドヤリングしよう!

iPhoneと違ってAndroid端末は露骨に当たり外れがありますね。
それをアプリなりゴニョゴニョしたりして埋めていくのが正しいAndroidの楽しみ方でしょう。
まぁこの「Atom」に関しては、もうタフネス、風呂でも海でもガシガシ使い倒したり、公衆のど真ん中でさっと取り出しドヤリングするのが正しい使い方なんでしょう。
「俺は人とは違うんだぜ」みたいな(笑)

ゲームしたりとか、頻繁にメールしたりとか、ましてやビジネスに使う人には絶対にお勧めしません。ただ二台持ちなら良いかもしれませんがね。


Z3compactも保険で購入。Atomをどこまで使うかは不透明

私は一台持ちなので、正直この機種をどこまで使うかは分かりませんが、とりあえず楽しみながら使っていこうと思います。
まぁ一応、こんなこともあろうかと、先週秋葉原で特価で5000円になっていたXperia Z3compactを保険で購入しています。

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こんなこともあろうかとZ3compactも保険で購入。4.6インチのZ3と比べてもこの大きさ


おサイフケータイも対応してるし、電池も元気なので、たぶんそのうち乗り換えそうな予感。
この無駄な出費に妻の冷笑が浮かびますが、ガジェットとはロマンなのです。
無論、上述した難点も、難点であって難点ではないのです。

赤子を風呂に入れる時間なのでこの辺で。

男性育休日誌2〜育休に入る前のアレコレ〜

 

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育休取得のアレコレ

というわけで、私は8月~11月の三か月間、育児休暇を取得しております。
あっという間に半分過ぎてしまい、きちんと社会復帰できるか心配しています。

今日は取得にあたってのアレコレを簡単に残そうかと思います。


育休意向は2か月前くらいに伝えて、あとは調整、調整

子どもが産まれる前から、育休を取りたい旨はちょこちょこ会話の中に出すようにしていました。
計算してた、とかではなく本当に世間話レベルのことですが、そういう経緯もあって、実際に取得するという話はかなりスムーズに進んだような気がします。
手続きも、指定の用紙を何枚か書いて、上司にハンコをもらうだけのシンプルなものでした。
ただし、取得に当たっては2か月前くらいから、職場と調整を進めていきました。
人事担当曰く、手続き自体は簡単だそうですが、実際の職務においては、一人穴ができるのはなかなか大変なことです。極力残る人たちに支障ができないよう、出来ることは先回りして休暇に備えました。

正直、キャリアのことは考えた

育休を取得することで、「出世に響く」という想像は、私を結構悩ませました。
もちろん、「育児休暇を取ることで不当な扱いをしてはならない」ということは労働基準法(確か)に定められています(公務員はどうだったかな)。
ただ、現場で一生懸命働いている人間と、育児のために休んでいる人間のどちらを高く評価するか、というと前者を選んでしまうのは人間の心理だと思います。
正直、「同期の面々より出世は遅れるだろうな」とも思ってはいますが、その辺は割り切ることにしました。
まぁ職場の評価なんて元来曖昧なもんですしね。

そういう将来あり得るかもしれない幾ばくかの金勘定を取るか、目の前の子どもと一緒にいれる時間を取るか。どちらを取るかはその人次第でしょうね。

お金がない(休業補償金の振り込みタイミングには注意)!

育休中は、基本的に休業補償が受けられます。
取得日数によっても変わりますが、だいたい、毎月の給与の67%がもらえます。
他は分かりませんが、私の場合、年金・保険も免除なので、住民税だけ毎月支払っています。
なので金回りはそんなに悪くないはずなのですが、補償金の支払いにはだいぶタイムラグがありました。
8月20日から育児休暇に入ったのですが、ちょうど8月20日は給与支給日だったので、8月分の給与(実働日数で割るため、だいたいいつもの半額:仮に20万円の半額10万円とします)が支給されました。
補償金は、8月20日~30日分が、9月末に支払われるというシステムでしたので、8月20日~9月末までは10万円で過ごす羽目に。
しかも9月末に入ってきた金額は8月の残り10日分の支給の67%なので、7万円弱。
8月20日から10月末まで、およそ17万円で過ごすのはちょっと厳しいです。。

キャッシュフローのイメージ

  1. 8月20日:8月分給与(+10万円)
  2. 9月30日:8月分の休業補償(+7万円)←Now!
  3. 10月30日:9月分の休業補償(+17万円)


人によっては、赤ん坊の入院費用や家具家財などの購入費の支払いなどがまとまってくる時期かもしれません(私はそうでした)。

というわけで、メインの銀行口座はちょっと綱渡り状態です。
育休取得の際には、当座のお金にも注意が必要かもしれません。
いろいろ入り用で出費も増えますからね。

(繰り返し)お金を取るか、満足度を取るか

以上のように、育児休暇は、キャリアにも響くかもしれないですし(あくまで想像ですよ)、当面の収入も減ります。場合によっては、生涯年収に響く人もいるかもしれません。断定はできませんが。

そうしたいろいろな材料を秤にかけるなかで、最終的には、自分が「どう在りたいか」を考えることになると思います。

私は、目先のお金よりも、子どもと一緒に入れることを選択してみました。
この選択が正しいのかどうなのか(あと、夫が毎日家でニートみたいに過ごしていることを妻がどう思っているのか笑)は、多分、一生分かんないでしょうね(笑)。

子守りを任されたのでこの辺で。
最近、これを聞かせると子供がよく泣き止むので重宝しています。
おすすめです! 

てあそびうた & ゆびあそびゲーム タブレット (音でる♪知育絵本)

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男性育休日誌〜男もすなる育児といふものを〜

 

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▼3ヶ月の育児休暇

8月中旬から3ヶ月間の育休に入りました。
理解ある職場のお陰で比較的長い期間の休みが取れることは、非常に有り難いです。

もちろん、育休の取得は権利であるので、本来的には自由に取得して構わないのですが。
我々を思わず「有り難い」と思わせてしまう、その「何か」が、男女問わず社会人の育休取得を阻んでいる壁なのかもしれません。

さて、今回は総論として、私の日課と所感を書きます。
日課は大体以下の通りです。

▼私(男性)の育児休暇中の家事ルーティン

・朝6時に起床
・朝7時〜9時ごろ、朝食・洗濯・布団の上げ下げなど部屋の掃除
・ちょっと休憩。
・12時ごろお昼ごはん
・16時ごろに洗濯の取り込み・布団などの準備・お風呂の掃除
・17時にお風呂
・18時、赤ん坊就寝
・21時ごろ、就寝(授乳の関係で早めに寝る)
・以下3時間ごとに授乳+おむつがえ

書き出すとこんな感じですが、合間合間に赤ん坊をあやしたり、抱っこしたり、身の回りのことをしたり、こまごました家事をしていると、一日があっという間です。
ぶっちゃけ、育休に伴い、暇つぶしにPS4でも買おうかくらいのことを考えていたのですが、とてもそんな暇はありません(あとお金も)。

妻は授乳とか、料理とかを担当し、私はそれ以外の家事(赤ん坊の身のまわりのこと、掃除、洗濯、洗い物とか)を担当し、うまいこと負担が五分五分になるようにしています。

▼育児+家事のダブルパンチはまじきつい

一方、もしこれをワンオペでやるとしたら、ものすごい労力です。
特に夜中の授乳で、3時間感覚で起きるのが辛い。
休んではいますが、疲れがあまり抜けません。
一人で物言わぬ赤ん坊と向き合ってると、気持ちが塞がったり、イライラしたりする気持ちもなんとなく分かりました。

この育児+家事労働の大変さは、まだまだ理解が進んでいないような気がします。男性も積極的に、育児というか家事そのものに関わる必要性を、この育休を通して強く実感しました。

恥ずかしいのですが、私も育休取得前は、「妻(女性)は育休で日中時間あるんだから、育児+家事くらいチョロいでしょ」くらいの見方をしていたのですが、全く不適当な見方でした。いや本当に。

▼赤ん坊の成長を見れることは心を豊かにしてくれる

まぁ職場環境とか家庭環境とかによって、どこまで男性が育児に関われるかは大きく異なります。
でも小さな赤ん坊の成長を間近で見られる喜びは、本当に得難い価値があるように思います。
育児休暇取得経験者としては、可能であれば1ヶ月でも良いので、男性も育児休暇を取得することをおすすめします。
頑張って、政府の取得目標である(確か)11%を目指していきましょう!

 

お金はありませんが、私はとても豊かです。

 

お金のこととか、取得の経緯、直面する問題などについては、また今度書こうかなと思います。

 

【書評】『世界システム論講義』~教科書の行間にあった一つの事実

 

 

読みました(久々)。
子育てが忙しく、なかなかままなりません。
育児休暇を取得しており、人よりは時間があるはずなのですが。。。
その話も、今度書こうかなと思います。

さて表題の本です。

『近代は「国」単位で見てはわからない。世界史の見方が変わる!』

どうも元は、放送大学の講義らしく、本の中身も割とアカデミックな内容になっています。
本の帯にはこう書いてあります。
『近代は「国」単位で見てはわからない。世界史の見方が変わる!』


まさにこの通り、国を単位として歴史を見る「一国史」観は、その歴史を正しく伝えていません。
というのも、海洋交易が可能になった近代においては、世界の国々は相互に関りを持つゆえ、単独において語れないからです。
つまり、世界の国々は各個としてあるのではなく、地球(グローブ)において、一つの生態系を構築するシステムの一つにすぎません。
これが本書のいう「世界システム論」です。

そして、このシステム論は、機械論的でもあります。
「A」に対して「B」というアクションを起こすと、「C」という結果になる。
こういう考え方です。

これを、先進国・後進国、という区切りに当てはめてみます。
先進国は何故先進なのか。そして後進国はなぜ遅れているのか。
勤勉と怠惰の違いなのでしょうか。

そうではなく、先進国(A)が、かつて植民地となった国々(B)に対して、搾取をしたから後進国(C)になった。
こういう視点から歴史を再認識するのが、世界システム論です。
(メモ:アメリカ合衆国における白人エリート支配層の保守派を指す造語であるWASP(ワスプ):ホワイト・アングロサクソン・サバーバン(郊外居住者層)・プロテスタント(英語: White Anglosaxon Suburban Protestant)は今なお幅を利かせています。しかし、元を辿ると、そのほとんどがイギリスでくいっぱぐれたどうしようもないクズ(原文より)ばかりであることが本書では分かります。または一つの流刑として、イギリス本土に置いておけない人間をアメリカ大陸で使役し、貿易による収益源とする、という一石二鳥の策も採られたようです。WASPの権威丸つぶれ。これを解き明かすのも世界システム論です。面白い。)

歴史は前後関係、世界システム論は因果関係

我々が学校で学んできた歴史は、文字通り、ヒストリーであり、物事の「前後関係」にすぎないのだと私は改めて感じました。
世界システム論でわかってくるのは、「前後関係」に「奥行き」が加わった「因果関係」です。

「歴史」という大局を見るときに、その行間に埋もれてしまう因果関係の事実。
これを洗いなおす世界システム論はなかなか面白いものだと思います。

考えてみると、「歴史」というテーブルに乗せると、つい因果関係が見えづらくなってしまいますが、我々がリアルタイムで見ているニュースなどは、因果関係の塊ですね。
北朝鮮情勢しかり、政治の派閥争いしかり。

ただ、惜しむらくは、私が歴史が苦手、というところでしょうか。
この本を存分に楽しむには、歴史が好きであることが必要条件な気がします。
購入の前には再考してみてください。
そして、読むとこの書評がいかに的を射ていないかがよく分かると思います。
ええ、斜め読みしました。
ゆえに書評も、本の表面をなぞるのみです。

 

【書評】『凍りの掌 シベリア抑留記』おざわゆき~漫画の役割とは~

 

凍りの掌 シベリア抑留記(1) (BE・LOVEコミックス)

凍りの掌 シベリア抑留記(1) (BE・LOVEコミックス)

 

 以前、シベリア抑留を経験したおじいちゃんの動画を作りました(宣伝)。

【備忘録】「シベリア抑留を経験したおじいちゃんの記録映像を作った」ときの話 - シコウノイッタン

そんなこともあって、シベリア抑留に対してそこそこ関心を持っている最近なのですが、ようやく『凍りの掌』を読みました。

非常に感じ入るものがありました。

おじいちゃんの話を聞いていたので、おじいちゃんの話を絵で見ているような感覚になりました。

映像製作のとき、私たちのような若い世代も関心が持てるようなわかり易い作りにすることに苦心しました。
おじいちゃんが淡々と語る場面ばかりだと、視聴者は飽きてしまうので、数分置きに場面展開を入れたり、イメージ映像を入れたり……。

一方で『凍りの掌』は、ストレートに「絵」が物語を訴えてきます。
この「直接性」「引き込む力」は、漫画という媒体の凄さなんだと改めて気づきました。(もちろん、おざわ先生の力量に負うところも多いのですが)

『凍りの掌』は、おざわ先生のお父上の話ですが、かなり過酷な体験をされたようです。そうした話を、精細に、漫画という形で残された本書は、とても価値があると思います。本当に細かい体験まで、物語に盛り込まれています。
もちろん、読んでいて面白いことはいうまでもありません。

経験者はどんどんと高齢化し、少しずつ、直接話を聞ける機会が少なくなっています。失礼かもしれませんが、少しずつ、記憶もあやふやになってきます。

そうした意味で、いろいろ急がないといけないですね。
こういう会もあります。ご興味がある方はぜひ足をお運びください(宣伝)。

【雑記】「カイシャの評判」というサイトの疑わしさ〜話は半分に聞いておけ〜

転職サイトを覗くのが趣味です。

月曜日はエン転職、火曜日はマイナビ転職、水曜日はリクナビネクスト、木曜日はエン転職、金曜日はマイナビリクナビ

もっぱら見るだけですが、もちろん、「あわよくば」という気持ちがないわけでもありません。
ただどのサイトも第二新卒がメインの対象なのかな、という案件が多く、30半ばの私がもし本気で転職するなら、もっと別のサイトなり、エージェントサービスを使用すべきなのかもしれません。

20代で転職を3回した

ところで、私は転職を3回経験しています。
1回目の転職は、それこそ若気の至りでした。新卒で入った会社は別に悪い会社ではなかったのですが(小売なんで給料は安いですが)、そもそもちゃんと就職活動をせずに入った会社なので、やる気がありませんでした。
そこから本当にやりたかったこと(文章に携わる仕事)をやるのですが、折りからの出版不況で、会社が潰れたり(2回目)、クビを切られたり(3回目)、散々な目に遭いました。
もちろん、自分の力不足もあったのでしょうが、出版関係は新卒で大手版元に入らない限り、かなり厳しいものがあるということを身を以て学んだ次第です。

で、今はのうのうとホワイト企業で仕事をして、パブリック・リレーションズの面白さを知り、もっと突き詰めていけたらいいなぁと考えたりもしています。

まぁそんなこんなで定期の転職サイトウォッチングを続けています。

転職情報口コミサイトに疑心暗鬼

だいぶ前置きが長くなりました。

今日は便利な世の中なので、会社名をググると、転職情報口コミサイト(以下;口コミサイト)を通じて、すぐに内情の情報が手に入るわけですね。参考にされている方も多いのではないでしょうか。

さて、そうした口コミサイトの中に「カイシャの評判」というサイトがあります。

会社の評判、口コミ、年収から転職・就職情報まで分かる|カイシャの評判
通常、こうした口コミサイトは、有料会員になったり、こちらからも情報提供しない限り、情報の閲覧ができないというサイトが多いのですが、この「カイシャの評判」は太っ腹なことにすべて無料で見ることができます。

「あぁ、なんていい世の中になったもんだ……ノーコストのリスクヘッジだぜ」なんて思って私も参考にしていたんですが、最近、このサイトの企業の評価に疑義が生じてきました。
どうも評点が胡散臭い気がするのです。

労働環境はブラックでも評価は60点

というのは、以前勤めていた某編集プロダクションの評判を見ると、そこそこ悪辣な口コミが書いてあるにも関わらず、会社の評価は「60点」となっています。

皆さんは、60点と聞いて、どういう印象を持つでしょうか?
私は、「まぁまぁ」という印象を抱きます。

その会社は月残業100時間、月給22万円(額面)くらいだったんですけどね。。年収にすると300万円を切る水準です。

もちろん、業界的には珍しくないんですが、一般的に見てこの会社がとても60点には思えないわけです。

点数に現れない評価軸がきっとある

で、もう一度評価項目をよく見ると、写真の通り。


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労働で重視されるべく賃金だとか、労働時間だとか、そういうのは評価外で、やりがいだとか社風だとか、そうしたちょっと微妙(もちろん、それも大事なのですが)なニュアンスの評価項目ばかりなのですね。

だから前述のような会社でも60点が取れてしまいます(個人的には前述の会社は30点くらいなのですが……)。

「60点」と見せられると、「意外と悪くない」とガードを下がりますが、その「60点」はある意味、その会社の一側面に過ぎません。

社風が60点なのと、年収が270万円なのは切り離して論じられるべきではないと思うのです。


にも関わらず、これを会社の評価点数だと言わんかのごとく、大きく持ってくる「カイシャの評判」。この誤解を招きかねない表現に、私は一抹の胡散臭さを感じてしまいます。

やや繰り返しになりますが、本来的には、給与等を含んだ総評価をして初めて、その企業の評価点数になるとは思うのですが、この「カイシャの評判」ではそうした評点がなされていませんので、数字がかなり強く出ると実感しております。

ここからは推測に過ぎませんが、サイト運営をしているのは「エン転職」です。クライアン卜の会社をこき下ろす訳にはいきませんから、こうした曖昧な評価軸を持ってきてお茶を濁しているのかもしれません。

いずれにせよ、このサイトの評価は、話半分程度に参考にするのが良さそうです。「vorkers」など、会員登録をしなければならない口コミサイトのほうがまだ制度は高そうな気がします。

さぁ最後に「評判」という言葉を辞書で引いてみましょう。

ひょう‐ばん〔ヒヤウ‐〕【評判】[名・形動](スル)
1 世間の人が批評して是非を判定すること。また、その判定。「評判の高い作品」「評判を落とす」
2 世間でうわさをすること。また、そのうわさ。「評判が立つ」「人々がさまざまに評判する事件」
3 世間の関心の的になっていること。名高いこと。また、そのさま。「今年評判になった映画」「評判な(の)働き者」

 評判には「判定」という意味もありますが、「うわさ」という意味もあります。奇しくも、「カイシャの評判」というサイトは、その名前に「うわさ」という世俗化した言葉を宿しているわけです。
なかなかにアイロニーですね。

 

ただ、情報化社会というのも一長一短ですね。誰かつけたかも分からない評価が、自分の決断を縛る世の中になりました。
私が転職を繰り返した時代(約10年前)はこんなサイトはほとんど無かったと思うので、隔世の感があると同時に、企業側も人集めに苦労しそうな世の中になったでしょうね。

 

皆様も良い転職活動を。

 

 

【雑記】セクハラな人々2~狛江市長の迷記者会見~

www.youtube.com


見ました。
危機対応のモデルとして後学のために見ました。
結論をいうと、グズグズです。

アキレス腱さらしまくりの記者会見

高橋狛江市長は、マスコミの問いに対して、一応、考えながら発言していた印象を受けました。ところどころ、ピントはズレていましたが、原稿を読み上げるだけでは無かった点は良かったと思います。
ただ、そこが当然、泣き所となった感もあります。

特に、被害者とされる人物を「思い込みが強い」と評した点は、悪手でした。
自分の正当性を主張したいのは分かりますが、良い悪いのような対立軸、ましてや極めて主観的な表現を記者会見の場で持ち出すことはご法度だと思いました。
また、「かもしれない」などの表現が多く、「事実を隠している」という印象を逆に与えかねないような応答でした。

「レベル1、装備:ひのきのぼう

詰め将棋のように、だいぶいい所までは記者の追及も及んだのですが、最終的には「記憶にない」「…のような感じを抱かせたかもしれない」みたいな曖昧表現でかなり強引に逃げ切った感があります。

しかし、世論が後押ししたにせよ、高橋市長はなぜ「レベル1、装備:ひのきのぼう」でカメラの前に出てきたのか。今ひとつ解せません。
まぁ、その辺の無謀さが目立つ記者会見でしたね。っていうか、めっちゃ矛盾だらけでしたけど。。。

高橋市長は、これからもっと追い詰められていくのでしょう。
やっていないのであれば、「やっていない」とはっきり言えるでしょうが、飲み会の席での過剰なコミュニケーションは事実として認めており、どうにも歯切れが悪くなります。
そこを、高橋市長の「頓知(とんち)力」でどう切り抜けていくのかが、これからの見ものです。

でも大事なので強く言いたいのですが「とんち」は所詮「とんち」です

とんち
頓智・頓知】
機に応じて即座に(=頓)働く知恵。機知。

いつまで、行政(に属するもの)が、こんな場当たりのやりとりを続けるのでしょうか?
いつまで、我々はこんなやり取りを認めるのでしょうか。


これが地方自治のレベルに横行していることを考えると、恐ろしさを覚えると同時に、我々もまた試されているような気がします。