素人と落語と書評

落語や社会、本など、偏見だらけの話をつらつらと

【雑記】「肌色」を「うすだいだい色」と呼ぶ時代

肌色はどこへ行った? 聞いた話なのですが、今、教育の現場では、「肌色」の色鉛筆がないそうです。では「肌色」はどこに行ったのか?というと、「うすだいだい色」という名に姿を変えたとか。もちろん、これはご明察のとおり、人種配慮の観点からの変更です…

雑記【話題の吉祥寺「ココマルシアター」へ】

以前にも少し書いたのですが、吉祥寺にできた話題の映画館、「ココロヲ・動かす・映画館 ◯(通称:ココマルシアター)」が完成したとのことで、行ってきました。いろいろネットで言われているけど、実際どんな所なんだろう、的に書いたつもりなのですが、とっ…

【「スノーデン 日本への警告」を読んで】 現代型パノプティコンへの道

スノーデン 日本への警告 (集英社新書) 作者: エドワード・スノーデン,青木理,井桁大介,金昌浩,ベン・ワイズナー,宮下紘,マリコ・ヒロセ 出版社/メーカー: 集英社 発売日: 2017/04/14 メディア: 新書 この商品を含むブログ (7件) を見る 読みました。キンド…

【「未来の年表 人口減少日本でこれから起きること 」を読んで】自治体の新しい教科書

未来の年表 人口減少日本でこれから起きること (講談社現代新書) 作者: 河合雅司 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2017/06/14 メディア: 新書 この商品を含むブログ (13件) を見る 読みました。実に丁寧に、これから日本社会に起こりうることが記述されてい…

保毛尾田保毛男について、私がゲイの方から聞いた言葉

news.yahoo.co.jp なんだか、この論争が終わらずヤキモキします。実は先日、LGBT当事者によるシンポジウムを聴講してきました。その場では、シンポジストでもあるゲイの方が、保毛尾田保毛男について語っていました。そこで語られていた言葉こそが、メディア…

【「失敗の本質」を読んで】組織は全然成長しないよ。インパール作戦だよ。

杜撰なインパール作戦とは 失敗の本質―日本軍の組織論的研究 (中公文庫) 作者: 戸部良一,寺本義也,鎌田伸一,杉之尾孝生,村井友秀,野中郁次郎 出版社/メーカー: 中央公論社 発売日: 1991/08/01 メディア: 文庫 購入: 55人 クリック: 1,360回 この商品を含むブ…

【本の自炊は自炊という「行為」にこそ価値がある】自炊代行業者を使ったり、自分で自炊をしてみた話

突然ですが、家が狭いもんで、書籍の自炊に取り組むことにしました。ふっと決めたんです。①自炊代行業者でとりあえず漫画を自炊まずは、漫画100冊を、自炊代行業者でPDF化しました。「漫画スキャン王」という業者です。 mangascanoh.com 結論からいうと、何…

【「戦略思考の広報マネジメント」を読んで】広報としてどれだけ社会課題に対して真摯になれるか

戦略思考の広報マネジメント 作者: 企業広報戦略研究所,清水正道, 出版社/メーカー: 日経BPコンサルティング 発売日: 2015/04/02 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る 先日、この放言ブログに、吉祥寺の某ココマルシアターのことを書いたところ、妙…

【8/22追記】「吉祥寺バウスシアター」をしのびつつ、「ココロヲ・動かす・映画館 ◯」を臨む

【やっぱり謎対応が多いので最新の動向だけ追記しました】かつて吉祥寺にあった「バウスシアター」でよく映画を見た。ほどよいサイズ感(個人的にとくに50席くらいのシアター3が好きだった)と、作品のチョイス、そしてメンズデーの設定が嬉しくて、月2くらい…

【2017年8月13日 矢来町土曜早朝寄席】桂宮治さん出演

久しぶりに、神楽坂の早朝寄席で桂宮治さんの落語を見てきました。

【「石原都政副知事ノート」を読んで】過激発言に隠れたもうひとつの石原都政

石原都政副知事ノート (平凡社新書) 作者: 青山やすし 出版社/メーカー: 平凡社 発売日: 2004/01/21 メディア: 新書 購入: 1人 クリック: 9回 この商品を含むブログ (9件) を見る ひょんなことから本書を読むことになった。石原都政時代、私は大学生(しかも…

山梨市長が逮捕された件で、山梨市のHPが魅せる華麗なスルースキル

www.jiji.com 現役の市長が逮捕されるという事件が起きました。虚偽有印公文書作成・同行使容疑。職員採用の口利きということです。 こんなこと民間も結構あるであろうし、事象としては驚くに値しません。大方、地権者だったり、地縁に基づく声かけがあった…

白鵬の取り組みに横綱の資質云々を語る人は、ほとんどバブル世代のアレ。

白鵬の「張り手」に横審委員長が物言い ネット上でも賛否両論 - ライブドアニュース どうも白鵬の取り組みを巡って、「横綱相撲」 と言うものが問われています。 大辞林 第三版の解説よこづなずもう【横綱相撲】 正面から相手を受け止めて圧倒的な力の差を見…

「白鵬、日本国籍取得の意向」を考える

白鵬、日本国籍取得の意向 将来「白鵬親方」誕生へ - 大相撲 : 日刊スポーツ 力こそ全ての角界で、長年綱を張ってきた白鵬。 異常な強さと、日本人の卑屈さが相まって、冷遇されてきた感がある。他に例を見ない功績に、人は目が慣れすぎてしまったのだろうか…

バニラエア騒動における白眉

バニラエアが、車椅子の客の搭乗を拒否した件で色々とザワザワしてます。 自分が障害のある木島某さんの立場だと想像すると(手法はともあれ)それなりに彼の主張も分かるし、バニラエア側の気持ちも分からなくもない。 ネット上の世論を見てみても、明確な…

公務員に大事な忖度

忖度という言葉が、国の偉い人から出て、流行語ともなりそうな勢いだ。 確かに、一地方自治体職員として感じるのは、行政の仕事は忖度が大事であるということ。 忖度に忖度を重ねて発言する、文書を作る、政策を作る。これがきちんとできる公務員は有能だと…

新宿末廣亭6月下席(6月26日)へ行ってきた話【立ち見必至】

【教訓:出演者が豪華な新宿末廣亭には朝9時くらいから並ぶべし。】 ※周りのお店にも迷惑なので、並ぶ時は気遣いを大事に列を作りましょう! __________________________________ 新宿末廣亭6月下席の出演は非常に豪華だった。 昼の部は春風亭一之輔古今亭志…

新宿末広亭6月中席のはなし

先日、仕事を午前中でふけて言って参りました。 ちょうど代演の桂文治師の時でしたか。相変わらず力強い落語でゲラゲラ笑う。 中席は空いてましたね。夜は2,3割の客の入りというところでしょうか。 チケットの取れない噺家さんと、そうでない噺家さんとの差…

【「仮想通貨とフィンテック: 世界を変える技術としくみ」を読んで】これから私たちのお金が変わる、、、かもしれない

仮想通貨とフィンテック: 世界を変える技術としくみ 作者: 苫米地英人 出版社/メーカー: サイゾー 発売日: 2017/05/25 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る キンドルオーナーズライブラリーを利用していて、一番困るのが、読みたい本が見当たらな…

【「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」を読んで】⇐多分、見たであろう。

アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (ハヤカワ文庫 SF (229)) 作者: フィリップ・K・ディック,カバーデザイン:土井宏明(ポジトロン),浅倉久志 出版社/メーカー: 早川書房 発売日: 1977/03/01 メディア: 文庫 購入: 70人 クリック: 769回 この商品を含むブロ…

ブレードランナーファイナルカット

ブレードランナー ファイナル・カット(字幕版) 発売日: 2015/03/15 メディア: Amazonビデオ この商品を含むブログを見る 言わずと知れた映画。いま続編が公開されようとしている。 私は原作にあたる「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」をいま読んでいて、…

【「ミクロ経済学入門の入門」を読んで】 ミクロ経済学はいかに我々の生活に結びついているか

ミクロ経済学入門の入門 (岩波新書) 作者: 坂井豊貴 出版社/メーカー: 岩波書店 発売日: 2017/04/21 メディア: 新書 この商品を含むブログ (3件) を見る 経済学に興味はあれど、マクロ・ミクロ、ことあるごとに挫折してきた私。やはり、あの計算式と曲線がど…

SHINCHO高座「矢来町土曜早朝寄席」出演:立川笑二

志ん朝も住んでいた矢来町。東京に10年以上住んでいるのに、神楽坂には行ったことがない私。早朝寄席があるというので、勇気を出して行ってみた。神楽坂は素敵なまちだった。時間と人と、景観がいろいろ調和して、とても良い空気を持つまち。そして、落語と…

感謝と感謝の連鎖の話【任天堂】

「全盲の長男が任天堂に送った手紙。まさかの“神対応”に賞賛の声」 という記事があった。 要は、全盲の少年が唯一遊べたテレビゲームが任天堂の「リズム天国」で、それについて感謝の手紙を送ったら、すぐに丁寧な返事と、感謝の言葉が返ってきた。 という内…

意識高い系は悪くない、けどなんか足りない

雑記。 あぁそういうことだ。 意識高い系は悪くない。でも往々にして説明が足りない。 意識の高い君の感じている課題は、目の前にいる別の彼と同じ形をしているだろうか。 彼には案外無色透明に見えていないか。 にも関わらず、意識高い君は口角泡を飛ばしな…

意識高い系と意識低いのに気づいてない系統

雑談。 私はそこそこ、セミナーやら講演やら行くタイプである。 そこでは割りと意識の高い人たちが何かを目指して集い、何やら高尚な話をしている。 でも、いいこと話してるんだけど、大衆には伝わんないだろうなぁ、と感じることがままある。 知識レベルを…

【「ウンコな議論」を読んで】

ウンコな議論 (ちくま学芸文庫) 作者: ハリー・G.フランクファート,Harry G. Frankfurt,山形浩生 出版社/メーカー: 筑摩書房 発売日: 2016/11/09 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (1件) を見る 「On Bullshit」がどうしてこんなタイトルになったのかは…

ビル・ゲイツがビッグヒストリープロジェクトを推進する理由【サピエンス全史を読んで】

先日、広島大学の長沼毅教授のビッグヒストリーに関する講演を聞く機会があり、非常に意義深い話を聞くことが出来ました。 ビッグヒストリー われわれはどこから来て、どこへ行くのか――宇宙開闢から138億年の「人間」史 作者: デヴィッド・クリスチャン,シン…

Amazonベーシックの写真が間違いだらけな件

【追記:この記事を書いた後、すぐに商品が訂正されました。】Amazonベーシックっていいですよね。私アマゾン大好きで、プライム会員はもちろん、表題のプライベートブランド商品も愛用しております。ところが、最近、そんなAmazonベーシックの様子がおかし…

ホワイト企業もブラック企業も存在しない

今週のお題「自己紹介」私はむかーし、雑誌のライターをやっていた。とは言っても、プロダクションに所属する雇われライターだ。要はリーマンだ。働きやすいプロダクション(ホワイトプロダクション)もあったが、電通も真っ青の残業と徹夜で、本当に死のうと…