素人と落語と書評

落語や社会のはなしなど、つらつらと

新宿末広亭6月中席のはなし

先日、仕事を午前中でふけて言って参りました。 ちょうど代演の桂文治師の時でしたか。相変わらず力強い落語でゲラゲラ笑う。 中席は空いてましたね。夜は2,3割の客の入りというところでしょうか。 チケットの取れない噺家さんと、そうでない噺家さんとの差…

仮想通貨とフィンテック: 世界を変える技術としくみ 【これから私たちのお金が変わる、、、かもしれない】

仮想通貨とフィンテック: 世界を変える技術としくみ 作者: 苫米地英人 出版社/メーカー: サイゾー 発売日: 2017/05/25 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る キンドルオーナーズライブラリーを利用していて、一番困るのが、読みたい本が見当たらな…

【アンドロイドは電気羊の夢を見るか?】⇐多分、見たであろう。

アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (ハヤカワ文庫 SF (229)) 作者: フィリップ・K・ディック,カバーデザイン:土井宏明(ポジトロン),浅倉久志 出版社/メーカー: 早川書房 発売日: 1977/03/01 メディア: 文庫 購入: 70人 クリック: 769回 この商品を含むブロ…

ブレードランナーファイナルカット

ブレードランナー ファイナル・カット(字幕版) 発売日: 2015/03/15 メディア: Amazonビデオ この商品を含むブログを見る 言わずと知れた映画。いま続編が公開されようとしている。 私は原作にあたる「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」をいま読んでいて、…

分かってる人はだいたい分かってない

「それね、今かなりジワジワ来てんだよね。やっぱ分かってんなー。」 こんなステロタイプな会話があるのかは分からないが、こういう訳のわからない共感覚の強要は鼻につく。 分かってる同士、みたいなコミュニケーションは「分かってる世界の境界」を拡げる…

お洒落とは何か

お洒落とか、イケてるとか。何なのだろう。 彼がお洒落、と表現されるとき、何がお洒落なのか? 彼の表面的な装飾品がお洒落なのか。 彼の本質がお洒落なのか。 それとも両者が相まってお洒落なのか。 我々は何をもってお洒落とかイケてるとか評価を下すのか…

「ミクロ経済学入門の入門」 【ミクロ経済学はいかに我々の生活に結びついているか】

ミクロ経済学入門の入門 (岩波新書) 作者: 坂井豊貴 出版社/メーカー: 岩波書店 発売日: 2017/04/21 メディア: 新書 この商品を含むブログ (3件) を見る 経済学に興味はあれど、マクロ・ミクロ、ことあるごとに挫折してきた私。やはり、あの計算式と曲線がど…

SHINCHO高座「矢来町土曜早朝寄席」出演:立川笑二

志ん朝も住んでいた矢来町。東京に10年以上住んでいるのに、神楽坂には行ったことがない私。早朝寄席があるというので、勇気を出して行ってみた。神楽坂は素敵なまちだった。時間と人と、景観がいろいろ調和して、とても良い空気を持つまち。そして、落語と…

感謝と感謝の連鎖の話【任天堂】

「全盲の長男が任天堂に送った手紙。まさかの“神対応”に賞賛の声」 という記事があった。 要は、全盲の少年が唯一遊べたテレビゲームが任天堂の「リズム天国」で、それについて感謝の手紙を送ったら、すぐに丁寧な返事と、感謝の言葉が返ってきた。 という内…

意識高い系は悪くない、けどなんか足りない

雑記。 あぁそういうことだ。 意識高い系は悪くない。でも往々にして説明が足りない。 意識の高い君の感じている課題は、目の前にいる別の彼と同じ形をしているだろうか。 彼には案外無色透明に見えていないか。 にも関わらず、意識高い君は口角泡を飛ばしな…

意識高い系と意識低いのに気づいてない系統

雑談。 私はそこそこ、セミナーやら講演やら行くタイプである。 そこでは割りと意識の高い人たちが何かを目指して集い、何やら高尚な話をしている。 でも、いいこと話してるんだけど、大衆には伝わんないだろうなぁ、と感じることがままある。 知識レベルを…

ウンコな議論

ウンコな議論 (ちくま学芸文庫) 作者: ハリー・G.フランクファート,Harry G. Frankfurt,山形浩生 出版社/メーカー: 筑摩書房 発売日: 2016/11/09 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (1件) を見る 「On Bullshit」がどうしてこんなタイトルになったのかは…

ビル・ゲイツがビッグヒストリープロジェクトを推進する理由【サピエンス全史を読んで】

先日、広島大学の長沼毅教授のビッグヒストリーに関する講演を聞く機会があり、非常に意義深い話を聞くことが出来ました。 ビッグヒストリー われわれはどこから来て、どこへ行くのか――宇宙開闢から138億年の「人間」史 作者: デヴィッド・クリスチャン,シン…

Amazonベーシックの写真が間違いだらけな件

【追記:この記事を書いた後、すぐに商品が訂正されました。】Amazonベーシックっていいですよね。私アマゾン大好きで、プライム会員はもちろん、表題のプライベートブランド商品も愛用しております。ところが、最近、そんなAmazonベーシックの様子がおかし…

ホワイト企業もブラック企業も存在しない

今週のお題「自己紹介」私はむかーし、雑誌のライターをやっていた。とは言っても、プロダクションに所属する雇われライターだ。要はリーマンだ。働きやすいプロダクション(ホワイトプロダクション)もあったが、電通も真っ青の残業と徹夜で、本当に死のうと…

不倫に走る話【武蔵野婦人】

武蔵野夫人 (新潮文庫) 作者: 大岡昇平 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 1953/06/09 メディア: 文庫 購入: 3人 クリック: 11回 この商品を含むブログ (19件) を見る どうも、今回ばかりは米国と北朝鮮がピリピリしています。こんなしょうもない手記を書いて…

ドイツの地方都市はなぜクリエイティブなのか:質を高めるメカニズム【まとめ】

ドイツの地方都市はなぜクリエイティブなのか:質を高めるメカニズム 作者: 高松平藏 出版社/メーカー: 学芸出版社 発売日: 2016/08/28 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログ (2件) を見る エアランゲン市の魅力とは。メモです。 ・街を鳥…

3月29日、立川談笑一門会

半年ぶりくらいに、立川談笑一門会に行ってきました(久々に落語の話ですね)。 初めて生の落語を聴いたのもこの会だったので、思い入れがあります。 この頃仕事やなんや忙しく、気持ちも荒んでいたのですが、たくさん笑って、出ました。 オキシトシン(快楽ホ…

ドイツの地方都市はなぜクリエイティブなのか?【感想】

ドイツの地方都市はなぜクリエイティブなのか:質を高めるメカニズム 作者: 高松平藏 出版社/メーカー: 学芸出版社 発売日: 2016/08/28 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログ (2件) を見る なかなか面白い本で、ドイツのエアランゲン市とい…

資本主義の終焉と歴史の危機

資本主義の終焉と歴史の危機 (集英社新書) 作者: 水野和夫 出版社/メーカー: 集英社 発売日: 2014/03/14 メディア: 新書 この商品を含むブログ (48件) を見る ちょっと前に読みました。 私は以前金融商品に親しい世界にいたが、なんとなく金融工学によって…

一公務員ひとりごち

まちづくり(何を持ってまちづくりと言うかはとかく)の仕事をしていると、なかなか課題が多くて嫌になることが多い。正直、あまり合理的に出来ていない組織だし、ミッションも幅広いので、どうも迷走してる感は出てくる。 万人のための仕事は玉虫色になってし…

Kindleペーパーホワイトのカバーを作ろう

最近の読書はもっぱらKindleに移行しつつあります。 物を増やすなという命により、電子書籍を買っている次第ではありますが。で、持ち運びの際、液晶を保護するため手帳型カバーをつけているのですが、これがマグネットが入ってたりして重い。 でかくなるし…

都民寄席雑記(3月8日西国分寺いずみホール)

都民寄席に行ってきました。 毎年この時期は無料で落語が聞けるので、わくわくしてます。噺家さんも、無料をネタによく観客をいじります。とはいえ、税金納めてるし、落語の間口を拡げるには良い機会だと考えてます。最近は寄席も若い人が増えたなんて聞きま…

構造主義から見る落語

すんごい不精をしていました。引越しをしたりいろいろバタバタしていたせいではあるのですが。渋谷が近くなったので、いつかシブラクに行ってみたいのですが、若い女の子とかがいっぱい居そうな(偏見)感じで、おじさんはなんとなしに末廣亭に足を運んでしま…

立川笑二さんは猛毒?

男の隠れ家で落語特集でございます。稀有なのは(最近はそうでもないですが)二つ目にフォーカスしてる所でしょうか。 先日のダイヤモンドもそうでしたが、ここまで来ると、表題のとおり「落語の黄金時代ここに極まれり」という感が出てきます。多くの方が望む…

沖縄戦という事実

沖縄戦という事実について

新宿末廣亭12月下席へ行ってきました

新宿末廣亭12月下席へ行ってきました

12月4日 神田連雀亭

朝から電車に飛び乗って、神田にある連雀亭に行ってきました。立川吉笑さんのまくらにもちょいちょい出てきてて、行こう行こうと思っていたのですがなかなか行けず、ようやっと行くことができました。 二つ目の落語家専門の寄席情報サイト『連獅子』 | 二つ…

「男はつらいよ」は今見ても面白い

「男はつらいよ」 今の20代から30代、ひょっとすると40代もあまり縁のない映画かもしれない有名映画。 ネットフリックスで配信が始まっていたので見てみた。 Netflix - 大好きな映画やドラマをオンラインで楽しもう 結論から言うと、結構面白い。いや、かな…

新宿末廣亭12月1日上席

というわけで、一年くらいぶりに末廣亭に。 新宿で所用を済ませ、ついたのが二時半ころ。三遊亭円丈師匠からでした。お元気そうで何より。テレビ番組「ノンフィクション」では、「円丈VS老い」みたいなセンセーショナルなタイトルを付けられて面白おかしく取…

夢になるといけねえ(橘蓮二)の購入を決意した話

夢になるといけねぇ作者: 橘蓮二出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2016/11/16メディア: 単行本この商品を含むブログを見る表題のままです。 本屋で立ち読みをして、すぐ買おうと決意しました。その理由は やっぱり小三治師匠の写真にやられました。最後…

夢になるといけねえ(橘蓮二)

夢になるといけねぇ作者: 橘蓮二出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2016/11/16メディア: 単行本この商品を含むブログを見る年末ですね。 今年はお仕事の勉強ばかりしていて、全く落語に触れていなかったのですが、ジリジリやっていきます。 年明けには引…

渥美清

志ん朝の本で「もう一席うかがいます」という本を読んでいる。山田洋次監督との対談の中で、渥美清について語る部分がある。 寅さんは、アラサーにはなかなか遠いものがある。国民的俳優と呼ばれながら、なかなかに世代を超えられていないのは気のせいじゃな…

文七元結でも

年末ですね。早いモンで。今年は諸事情により落語ライフは送れませんでした。とにも角にも忙しい。まさに光陰矢のごとしってんでね。こうれはどういう意味かと申し上げますと、えー、光陰は、あぁ矢の如しだなぁ、なんつってんで。と、一人枕ごちたくなる忙…

NEXUS5の再起動ループを改善する方法(追記)

全然落語の話をしてねーじゃねえかと言われそうですが、表題の通りです。 googleの隠れた名機種であるNEXUS5ですが、残念なことに経年変化による再起動ループという現象が数多く報告されています。 再起動ループとは⇛ 電源ボタンを押すたびに再起動がかかる…

古典落語「元犬」

古典落語に元犬という話があります。神社に住み着いた白い犬シロが、人間にあこがれて神様にお祈りしたら本当に人間になってしまう。シロがご奉公に行く中で繰り広げられるドタバタ。基本的にナンセンスな話ですが、背景描写もシンプルで、落語初心者も楽し…

三遊亭楽生師匠の与太郎

忙しすぎて与太郎、じゃなくて 忙しすぎて高座に行く時間がありません。最近はスマホで聞くのみ。そしたら私の大好きなAmazon で落語が聞けるじゃないですか。

志ん朝落語の好きなとこ

まぁこの辺は意見が分かれますし、不毛な議論を避けたいところでありますが、 私の好きな志ん朝のところは、やっぱりサゲの部分。 すごくあっさりしているところ。初見の人は、噺が終わったのか、終わってないのか分からないんじゃないかと思う。一方で、す…

落語にハマる! feat.週刊ダイヤモンド(嫌な予感がします

ちょっと前ですが、週刊ダイヤモンドの表紙がこんなことに! 私、隠れ金融クラスタなので、ちょっと嫌な予感がしてます。

志の輔師匠のまくら「選挙の開票速報」

選挙が近づいてまいりました。 開票した瞬間に「当確」 とか出るのって意味分かりませんよね。

今週のお題「2016上半期」私的ベスト落語

今週のお題「2016上半期」 いやまぁ、2016年というか、2015年あたりから人生が過酷なんですね。ある引退プロレスラーが、「人生は死闘です」とことあるごとく語るように、私の人生もそれなんですね。 それでも人生にイエスというために、フランクルの本を買…

月例「立川談笑一門会」

吉祥寺で毎月行われている立川談笑一門会(20160428)に行ってきましたよ。 東京の西の方に住んでいる私にとっては、とても行きやすい高座の一つで、毎月楽しみにしています。

ヒゲ脱毛にいってきた(閑話休題)

突然ですが、筆者(男)はとても体毛が濃く、常々脱毛したいと考えてました。 なので脱毛にいってきました。

笠碁(落語)あらすじ

さらりとした友達同士の噺 笠碁、という話は華やかではないですが、ウィットに富んでいる感じがあって好きな噺です。 「あらすじ」 ある囲碁好きの男が、隠居に碁の指導を受けたとき、 「待った、は無しだ。そんなことをやっていると上達しない」 と言われる…

「素人、笑点を語る」

笑点の功罪 ほとんどの落語素人にとって、落語家=笑点、みたいなくくりをする方もいるのではないかと思います。 言わずと知れた人気長寿番組。 「山田くん、座布団もってちゃいなさい」 なんてセリフとともに繰り広げられる大喜利のドタバタは、日曜の夜、月…

「素人、落語と出会う」

なじみの薄い伝統文化、落語 あらかじめはっきりさせておくと、私は素人なので、その辺はご承知おきください。過ちはご指摘いただけると幸いです。 私は今、32歳なんですが、落語との出会いは一昨年、2014年のことです。 友達に誘われて、新宿の末廣亭に行っ…