シコウノイッタン

落語や社会、本など、偏見だらけの話をつらつらと

社会を思考

【ドキュメンタリー】『メリエム』〜ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2018ノンフィクション部門最優秀賞〜凄いもん見た

original.yahoo.co.jp ▼あらすじ ▼凄いもん見た ▼ハエを振り払うことで私達と戦場がつながる ▼あらすじ 自由のため、イスラム過激派と戦う女性たちシリア北部で勃発したコバニ包囲戦。イスラム過激派組織との戦いの中心に女性たちがいた。強靭な精神力をもと…

【映画】『わたしは、ダニエル・ブレイク』~国家にとって「私」とは。「制度」を巡って~

わたしは、ダニエル・ブレイクの簡単なあらすじと、そこに描かれている社会保障と制度のもつ危険性について書きました。

【雑記】「多様性=豊かさ」の構図がなんとなく理解できるかもしれない例え話

社会の多様性を高めると、さまざまなイノベーティブな動きにつながる……かもしれない、という例え話をライターを使って説明します。

【書評】『公共R不動産のプロジェクトスタディ: 公民連携のしくみとデザイン』〜あなたのすみたいまちはどんなまち?

公共R不動産のプロジェクトスタディ: 公民連携のしくみとデザイン 作者: 馬場正尊,飯石藍,菊地マリエ,松田東子,加藤優一,塩津友理,清水襟子,公共R不動産 出版社/メーカー: 学芸出版社 発売日: 2018/06/08 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブ…

男性育休日誌〜男もすなる育児といふものを〜

▼3ヶ月の育児休暇 ▼私(男性)の育児休暇中の家事ルーティン ▼育児+家事のダブルパンチはまじきつい ▼赤ん坊の成長を見れることは心を豊かにしてくれる ▼3ヶ月の育児休暇 8月中旬から3ヶ月間の育休に入りました。理解ある職場のお陰で比較的長い期間の…

【雑記】「カイシャの評判」というサイトの疑わしさ〜話は半分に聞いておけ〜

転職サイトを覗くのが趣味です。月曜日はエン転職、火曜日はマイナビ転職、水曜日はリクナビネクスト、木曜日はエン転職、金曜日はマイナビとリクナビ。 もっぱら見るだけですが、もちろん、「あわよくば」という気持ちがないわけでもありません。ただどのサ…

【雑記】セクハラな人々2~狛江市長の迷記者会見~

www.youtube.com 見ました。危機対応のモデルとして後学のために見ました。結論をいうと、グズグズです。 アキレス腱さらしまくりの記者会見 高橋狛江市長は、マスコミの問いに対して、一応、考えながら発言していた印象を受けました。ところどころ、ピント…

【仮説】セクハラな人々~酔眼は笑わない~

セクハラ問題が盛り上がっています。強烈なインパクトを残したのは、やはりTOKIOの山口メンバーだったり、財務省の福田淳一(前)次官でしょうね。この方々に関しては食傷気味な方も多いでしょう。 個人的に動向が気になる二人 私が個人的にこれからどう…

【寸評】その2 『幻の動物王国 悪い奴ほど裏切らない』―現代の人間の消え方「狂ってるのはどっちだ?」―

【とんでもない映画を見てしまった】 『平成ジレンマ』に引き続き、これまたとんでもない映画である。この映画は、千葉の某地域に住む、棄てられた動物たちをとにかく保護しまくる御仁のハナシである。ここに綴る言葉は、映像の前ではすべて霞むものである。…

【寸評】『平成ジレンマ』ータブーを超えてみたけどもー

現代社会の「タブー」には、どこか蠱惑的な響きがある。禁じられた人間の本能への挑戦とでも言おうか。 タブー (taboo) とは、もともとは未開社会や古代の社会で観察された、何をしてはならない、何をすべきであるという決まり事で、個人や共同体における行…

【雑記】森友問題を通じて、民主主義が新しいフェイズに入った

headlines.yahoo.co.jp政治、というか民主主義が揺れています。このことについて、(外野である私が)ことの真偽、良い悪いを論じることはできませんが、まぁえらい事になったなぁと思っています。ただ、感じたことを少しだけ、記します。 ①国が行政文書の書…

【雑記】ホワイトデー・バレンタインデーが義務チョコ(モースの贈与論)

今週のお題「ホワイトデー」私は若干コミュ障の気があるのか、、職場の関係をうまく築くのはあんまり上手ではありません。人見知りっていうと、聞こえは若干良くなりますが。 バレンタインデーは義務チョコだ さて、そんな私でも毎年バレンタインデーには「…

 【書評】『豊かさとは何か』暉峻淑子 〜短め、書き散らし〜

豊かさとは何か (岩波新書) 作者: 暉峻淑子 出版社/メーカー: 岩波書店 発売日: 1989/09/20 メディア: 新書 購入: 2人 クリック: 27回 この商品を含むブログ (29件) を見る 読みました。といっても少し前に読んだので、忘れているところもありますが、良書で…

体罰のない世界

www.huffingtonpost.jp 体罰のない世界を考える 私の好きな角界も含め部活動の場など、体罰について色々と議論がされています(上のリンクはそんなに意味がなく、なんとなく貼っているだけです)。体罰について「良い・悪い」の二元論で話をするとなると、もう…

「高齢者の暴力増」というよりも「社会全体のモラル減」

高齢者による暴力事件が増えているようです。ですが、この事象は「高齢者」というよりも「社会全体のモラル減」という観点から見るべきだと思っています。

イノベーション、イノベーションうるさいんだよ。

headlines.yahoo.co.jp 仕事柄、まちづくりとか、コミュニティビジネスとか、そういうものに関わっている人とお話する機会が結構あります。その中で、たまに「イノベーション起こそうよ」みたいな軽口を叩く人がいるんですが、そういう人は苦手です。その発…

【書評】『科学者と戦争』池内了 ~科学者と平和とは~

科学者と戦争 (岩波新書) 作者: 池内了 出版社/メーカー: 岩波書店 発売日: 2016/06/22 メディア: 新書 この商品を含むブログ (2件) を見る 読みました。日本の軍学共同研究化が進みつつあることへの警鐘を鳴らす本です。著者は科学の持つ力(使い方を誤れば…

【思考メモ】正義は正しいとは限らない-相撲のゴタゴタから飛躍して私生活を考える-

seigiwww.nikkansports.com 相撲が揺れに揺れています。正直、一ファンとしても戸惑っています。多分、本質的な「正義」は貴乃花親方の方にあるのだと、私は思っています。相撲という縦社会の中でこれまで「くらわし」という慣習があったとはいえ、その範疇…

【「スノーデン 日本への警告」を読んで】 現代型パノプティコンへの道

スノーデン 日本への警告 (集英社新書) 作者: エドワード・スノーデン,青木理,井桁大介,金昌浩,ベン・ワイズナー,宮下紘,マリコ・ヒロセ 出版社/メーカー: 集英社 発売日: 2017/04/14 メディア: 新書 この商品を含むブログ (7件) を見る 読みました。キンド…

【「未来の年表 人口減少日本でこれから起きること 」を読んで】自治体の新しい教科書

未来の年表 人口減少日本でこれから起きること (講談社現代新書) 作者: 河合雅司 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2017/06/14 メディア: 新書 この商品を含むブログ (13件) を見る 読みました。実に丁寧に、これから日本社会に起こりうることが記述されてい…

保毛尾田保毛男について、私がゲイの方から聞いた言葉

news.yahoo.co.jp なんだか、この論争が終わらずヤキモキします。実は先日、LGBT当事者によるシンポジウムを聴講してきました。その場では、シンポジストでもあるゲイの方が、保毛尾田保毛男について語っていました。そこで語られていた言葉こそが、メディア…

【「失敗の本質」を読んで】組織は全然成長しないよ。インパール作戦だよ。

杜撰なインパール作戦とは 失敗の本質―日本軍の組織論的研究 (中公文庫) 作者: 戸部良一,寺本義也,鎌田伸一,杉之尾孝生,村井友秀,野中郁次郎 出版社/メーカー: 中央公論社 発売日: 1991/08/01 メディア: 文庫 購入: 55人 クリック: 1,360回 この商品を含むブ…

【「戦略思考の広報マネジメント」を読んで】広報としてどれだけ社会課題に対して真摯になれるか

戦略思考の広報マネジメント 作者: 企業広報戦略研究所,清水正道, 出版社/メーカー: 日経BPコンサルティング 発売日: 2015/04/02 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る 先日、この放言ブログに、吉祥寺の某ココマルシアターのことを書いたところ、妙…

山梨市長が逮捕された件で、山梨市のHPが魅せる華麗なスルースキル

www.jiji.com 現役の市長が逮捕されるという事件が起きました。虚偽有印公文書作成・同行使容疑。職員採用の口利きということです。 こんなこと民間も結構あるであろうし、事象としては驚くに値しません。大方、地権者だったり、地縁に基づく声かけがあった…

白鵬の取り組みに横綱の資質云々を語る人は、ほとんどバブル世代のアレ。

白鵬の「張り手」に横審委員長が物言い ネット上でも賛否両論 - ライブドアニュース どうも白鵬の取り組みを巡って、「横綱相撲」 と言うものが問われています。 大辞林 第三版の解説よこづなずもう【横綱相撲】 正面から相手を受け止めて圧倒的な力の差を見…

「白鵬、日本国籍取得の意向」を考える

白鵬、日本国籍取得の意向 将来「白鵬親方」誕生へ - 大相撲 : 日刊スポーツ 力こそ全ての角界で、長年綱を張ってきた白鵬。 異常な強さと、日本人の卑屈さが相まって、冷遇されてきた感がある。他に例を見ない功績に、人は目が慣れすぎてしまったのだろうか…

バニラエア騒動における白眉

バニラエアが、車椅子の客の搭乗を拒否した件で色々とザワザワしてます。 自分が障害のある木島某さんの立場だと想像すると(手法はともあれ)それなりに彼の主張も分かるし、バニラエア側の気持ちも分からなくもない。 ネット上の世論を見てみても、明確な…

公務員に大事な忖度

忖度という言葉が、国の偉い人から出て、流行語ともなりそうな勢いだ。 確かに、一地方自治体職員として感じるのは、行政の仕事は忖度が大事であるということ。 忖度に忖度を重ねて発言する、文書を作る、政策を作る。これがきちんとできる公務員は有能だと…

【「ウンコな議論」を読んで】

ウンコな議論 (ちくま学芸文庫) 作者: ハリー・G.フランクファート,Harry G. Frankfurt,山形浩生 出版社/メーカー: 筑摩書房 発売日: 2016/11/09 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (1件) を見る 「On Bullshit」がどうしてこんなタイトルになったのかは…

ビル・ゲイツがビッグヒストリープロジェクトを推進する理由【サピエンス全史を読んで】

先日、広島大学の長沼毅教授のビッグヒストリーに関する講演を聞く機会があり、非常に意義深い話を聞くことが出来ました。 ビッグヒストリー われわれはどこから来て、どこへ行くのか――宇宙開闢から138億年の「人間」史 作者: デヴィッド・クリスチャン,シン…