落語にハマる! feat.週刊ダイヤモンド(嫌な予感がします
ちょっと前ですが、週刊ダイヤモンドの表紙がこんなことに!
私、隠れ金融クラスタなので、ちょっと嫌な予感がしてます。
「ほにゃらら暴落がこれからやってくる!」
なんて書いてあると、たいがいトレンド反転したりします(というネタになっている)。
その辺、統計とったわけではないので分かりませんが、とにかく嫌な予感です。
そりゃ、末広亭の深夜寄席もすごい人気みたいですし、実際に高座の数が多くなってきたのは実感としてあります。このブームはなかなかのもんだなと思います。
なので、急にトレンド反転してまた冬の時代になる、とかはないでしょう。
(にしても、相撲人気の復権とこの落語人気は、日本人が、モノ的なところを脱却して内面に少し目が向き始めた兆しなんじゃないかなぁと薄ぼんやり考えてます。閑話休題)
私の嫌な予感というのは、落語が大衆に迎合して訳わかんないものになることです。
と、言うと「落語ははなから大衆娯楽でい!」と鼻息荒く反論する方もおるでしょう。
十分承知しています。
私が危惧しているのは、落語が溢れることで落語という自我境界線が崩れて暴走すること。
変に萌え要素とか、燃え要素はいりません。
噺家さんに光が当たるのは結構ですが、曲解が進んで訳の分からない二次作品が生まれて、訳わかんないデジタルネイティブとかに、落語ってマジやばい、とかそんな理解が進みそうな危惧があります。私は偏見の凝り固まりですよ。ええ。
でも、ここ最近の日本って、文化に対して捉え方へんじゃないですか?
私は相撲も好きですが、「スージョ」とかいう括りで、自己陶酔する輩が嫌いです。
そのうち、「落語女子」きますよ。きてるのかな。
落語も相撲も娯楽ですけど、どんなに過小に見積もっても30%くらいは技芸です。
わらえればいいんなら、すべらない話でも見てればいいんじゃないでしょうか。
外野の勝手な心配でした。了