【落語のハナシ】平成29年12月19日 立川談笑一門会 於 武蔵野公会堂
2017年、最後となる立川談笑一門会に行ってきました。
「光陰矢のごとし」とはよく言ったもので、「あぁ光陰とは矢のごとしだなぁ」と呟いてしまいそうなほど、年々時間が経つのが早くなってまいります。
前座の「立川笑ん」さんのまくらで、笑坊さんが廃業されたのを初めて知りました。
今年は談笑一門会へは不義理の連続でなかなか行けず、たまに行ったときも最近お見かけしないと思っていたのですが。
前座さんですが、「普通に上手(笑)」という印象があったので、廃業は残念ではありますが、新しい環境でのご活躍を祈ります(遅すぎ)。
あと、笑んさんのまくらが面白かったです。
彼を見ていると(タイプはきっと違うのだけど)、笑笑さんを思い出します。
会自体は、もう安定の面々ですので多くは触れなくても良いと思いますが、談笑師匠の落語は「情景が見える」ので、いつもゾクッとなります。この辺の感覚は相性のようなものかもしれませんが。
トリを飾った立川笑二さんの「らくだ」も凄かった。見終わってから脱力するような緊張感がありました。
さて、12月上席の末広亭にも行ったし、下北沢で桂宮治さんも見たし、小三治師匠も見れたし、この立川談笑一門会で今年の落語は見納めにしようと思っていたのですが、紀伊国屋寄席にも行こうかなぁと悩み中。