月例「立川談笑一門会」
吉祥寺で毎月行われている立川談笑一門会(20160428)に行ってきましたよ。
東京の西の方に住んでいる私にとっては、とても行きやすい高座の一つで、毎月楽しみにしています。
写真の通り、前座の笑坊さんは、「金明竹」。
笑坊さんは前座なのですが、笑二さん曰く、「普通に面白い人」。
私もそう思います。普通に面白い前座さんです。
笑二さんは「五貫裁き」。
相変わらずフラがある噺家さんです。
吉笑さんは、「桜の木の男の子」という新作。
吉笑ワールド炸裂といった噺。いうなれば落語版「インセプション」という内容で、サゲまで予測不能でした。
談笑師匠は、「黄金餅」。いつもいつもですが、表現力が凄い。
かなりグロテスクな黄金餅となっていました(笑)
ちょうど、先日、志ん朝師匠の「黄金餅」を聞いたところだったので、その方向性の違いがとても面白い。
どちらかといえば、志ん朝師は淡々とやっているのに対し、談笑師匠はディティールが凄い。
実はこの会、半年振りに行ったのですが、談笑師匠は一席だけになったんですね。
できたら二席みたいなぁと勝手に思っとります。
一月に一度、週末の楽しみ、立川談笑一門会でした。