シコウノイッタン

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男性育休日誌〜男もすなる育児といふものを〜

 

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▼3ヶ月の育児休暇

8月中旬から3ヶ月間の育休に入りました。
理解ある職場のお陰で比較的長い期間の休みが取れることは、非常に有り難いです。

もちろん、育休の取得は権利であるので、本来的には自由に取得して構わないのですが。
我々を思わず「有り難い」と思わせてしまう、その「何か」が、男女問わず社会人の育休取得を阻んでいる壁なのかもしれません。

さて、今回は総論として、私の日課と所感を書きます。
日課は大体以下の通りです。

▼私(男性)の育児休暇中の家事ルーティン

・朝6時に起床
・朝7時〜9時ごろ、朝食・洗濯・布団の上げ下げなど部屋の掃除
・ちょっと休憩。
・12時ごろお昼ごはん
・16時ごろに洗濯の取り込み・布団などの準備・お風呂の掃除
・17時にお風呂
・18時、赤ん坊就寝
・21時ごろ、就寝(授乳の関係で早めに寝る)
・以下3時間ごとに授乳+おむつがえ

書き出すとこんな感じですが、合間合間に赤ん坊をあやしたり、抱っこしたり、身の回りのことをしたり、こまごました家事をしていると、一日があっという間です。
ぶっちゃけ、育休に伴い、暇つぶしにPS4でも買おうかくらいのことを考えていたのですが、とてもそんな暇はありません(あとお金も)。

妻は授乳とか、料理とかを担当し、私はそれ以外の家事(赤ん坊の身のまわりのこと、掃除、洗濯、洗い物とか)を担当し、うまいこと負担が五分五分になるようにしています。

▼育児+家事のダブルパンチはまじきつい

一方、もしこれをワンオペでやるとしたら、ものすごい労力です。
特に夜中の授乳で、3時間感覚で起きるのが辛い。
休んではいますが、疲れがあまり抜けません。
一人で物言わぬ赤ん坊と向き合ってると、気持ちが塞がったり、イライラしたりする気持ちもなんとなく分かりました。

この育児+家事労働の大変さは、まだまだ理解が進んでいないような気がします。男性も積極的に、育児というか家事そのものに関わる必要性を、この育休を通して強く実感しました。

恥ずかしいのですが、私も育休取得前は、「妻(女性)は育休で日中時間あるんだから、育児+家事くらいチョロいでしょ」くらいの見方をしていたのですが、全く不適当な見方でした。いや本当に。

▼赤ん坊の成長を見れることは心を豊かにしてくれる

まぁ職場環境とか家庭環境とかによって、どこまで男性が育児に関われるかは大きく異なります。
でも小さな赤ん坊の成長を間近で見られる喜びは、本当に得難い価値があるように思います。
育児休暇取得経験者としては、可能であれば1ヶ月でも良いので、男性も育児休暇を取得することをおすすめします。
頑張って、政府の取得目標である(確か)11%を目指していきましょう!

 

お金はありませんが、私はとても豊かです。

 

お金のこととか、取得の経緯、直面する問題などについては、また今度書こうかなと思います。