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素人と落語と書評

落語や社会のはなしなど、つらつらと

「男はつらいよ」は今見ても面白い

男はつらいよ

今の20代から30代、ひょっとすると40代もあまり縁のない映画かもしれない有名映画。

ネットフリックスで配信が始まっていたので見てみた。

Netflix - 大好きな映画やドラマをオンラインで楽しもう

結論から言うと、結構面白い。
いや、かなり面白い。

 

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ここからは語弊がある表現になるかもしれませんが、、、

とにかく寅さんがKYすぎる。
妹のお見合いを下ネタの嵐で崩壊させしめ、至る所で問題行動を起こす。

これが、当時で言う「不器用な人間」だったのだろう。
悲しきかな、現代社会では「発達障害」と言われかねないKYっぷりだ。

ただ、寅さんは人の気持ちが分からないわけではない。
優しくて、でも不器用で、当時の社会でも生きづらい存在だっただけ。

それを今風の解釈をするとKYだとか、発達障害とかの言葉が浮かんでしまう自分が悲しい。(そういう意味でこの文章は自戒も含んでいる)
現代の社会は、寅さんのような人間をおおらかに包む「それ」ではもうないだろう。

だが、映画のなかには紛れもなく「それ」があって、ゆるやかでいて緊密な人のつながりがある。描かれている。

今の社会に必要とされている人のつながり。

ペーソスを感じずにはいられない、クラシックだけど今にも通ずる映画でした。