2020-01-01から1年間の記事一覧
今年もおしまいです。このブログもコロナのせいか、さぼりさぼりになってしまいました。 本は読んでいるんですが、書評も書く気になれないし、なんとなく気分が上がらない日も多く、大げさにいえば、コロナ鬱ってやつなんでしょうね。 さて、私は福袋を買う…
基本的に信念に悖る仕事は行わないようにしてきた。 だが、大人になるにつれて、立場が上がるに連れ、小賢しく立ち回らざるを得ないケースが増えてくる。 それは、「信念に悖ろうが何だろうが、実現できなければ意味がないのだから、若干の軌道修正もやむ無…
悪と全体主義―ハンナ・アーレントから考える (NHK出版新書 549) 作者:仲正 昌樹 発売日: 2018/04/06 メディア: 新書 読みました。ハンナ・アーレントの思想の概要、それも全体主義についての考察のみを簡単にまとめた入門書です。 以下、備忘録的にやや詳細…
戦後補償裁判 民間人たちの終わらない「戦争」 (NHK出版新書) 作者:栗原 俊雄 発売日: 2016/07/30 メディア: Kindle版 読みました。良書だったような気がします。 ▼本の概要 ▼簡単な感想 ▼本の概要 本の中身をざっくりまとめると…… 太平洋戦争後、日本は…
新作映画『男はつらいよ お帰り 寅さん』の感想など
闇の奥 (光文社古典新訳文庫) 作者:コンラッド 出版社/メーカー: 光文社 発売日: 2013/12/20 メディア: Kindle版 読みました。 ▼『地獄の黙示録』の元ネタ小説 ▼『闇の奥』あらすじ(ネタバレあり) ▼『闇の奥』をどう読むか? ▼輪郭をぼかされた物語 ▼『地…