シコウノイッタン

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男性育休日誌2〜育休に入る前のアレコレ〜

 

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育休取得のアレコレ

というわけで、私は8月~11月の三か月間、育児休暇を取得しております。
あっという間に半分過ぎてしまい、きちんと社会復帰できるか心配しています。

今日は取得にあたってのアレコレを簡単に残そうかと思います。


育休意向は2か月前くらいに伝えて、あとは調整、調整

子どもが産まれる前から、育休を取りたい旨はちょこちょこ会話の中に出すようにしていました。
計算してた、とかではなく本当に世間話レベルのことですが、そういう経緯もあって、実際に取得するという話はかなりスムーズに進んだような気がします。
手続きも、指定の用紙を何枚か書いて、上司にハンコをもらうだけのシンプルなものでした。
ただし、取得に当たっては2か月前くらいから、職場と調整を進めていきました。
人事担当曰く、手続き自体は簡単だそうですが、実際の職務においては、一人穴ができるのはなかなか大変なことです。極力残る人たちに支障ができないよう、出来ることは先回りして休暇に備えました。

正直、キャリアのことは考えた

育休を取得することで、「出世に響く」という想像は、私を結構悩ませました。
もちろん、「育児休暇を取ることで不当な扱いをしてはならない」ということは労働基準法(確か)に定められています(公務員はどうだったかな)。
ただ、現場で一生懸命働いている人間と、育児のために休んでいる人間のどちらを高く評価するか、というと前者を選んでしまうのは人間の心理だと思います。
正直、「同期の面々より出世は遅れるだろうな」とも思ってはいますが、その辺は割り切ることにしました。
まぁ職場の評価なんて元来曖昧なもんですしね。

そういう将来あり得るかもしれない幾ばくかの金勘定を取るか、目の前の子どもと一緒にいれる時間を取るか。どちらを取るかはその人次第でしょうね。

お金がない(休業補償金の振り込みタイミングには注意)!

育休中は、基本的に休業補償が受けられます。
取得日数によっても変わりますが、だいたい、毎月の給与の67%がもらえます。
他は分かりませんが、私の場合、年金・保険も免除なので、住民税だけ毎月支払っています。
なので金回りはそんなに悪くないはずなのですが、補償金の支払いにはだいぶタイムラグがありました。
8月20日から育児休暇に入ったのですが、ちょうど8月20日は給与支給日だったので、8月分の給与(実働日数で割るため、だいたいいつもの半額:仮に20万円の半額10万円とします)が支給されました。
補償金は、8月20日~30日分が、9月末に支払われるというシステムでしたので、8月20日~9月末までは10万円で過ごす羽目に。
しかも9月末に入ってきた金額は8月の残り10日分の支給の67%なので、7万円弱。
8月20日から10月末まで、およそ17万円で過ごすのはちょっと厳しいです。。

キャッシュフローのイメージ

  1. 8月20日:8月分給与(+10万円)
  2. 9月30日:8月分の休業補償(+7万円)←Now!
  3. 10月30日:9月分の休業補償(+17万円)


人によっては、赤ん坊の入院費用や家具家財などの購入費の支払いなどがまとまってくる時期かもしれません(私はそうでした)。

というわけで、メインの銀行口座はちょっと綱渡り状態です。
育休取得の際には、当座のお金にも注意が必要かもしれません。
いろいろ入り用で出費も増えますからね。

(繰り返し)お金を取るか、満足度を取るか

以上のように、育児休暇は、キャリアにも響くかもしれないですし(あくまで想像ですよ)、当面の収入も減ります。場合によっては、生涯年収に響く人もいるかもしれません。断定はできませんが。

そうしたいろいろな材料を秤にかけるなかで、最終的には、自分が「どう在りたいか」を考えることになると思います。

私は、目先のお金よりも、子どもと一緒に入れることを選択してみました。
この選択が正しいのかどうなのか(あと、夫が毎日家でニートみたいに過ごしていることを妻がどう思っているのか笑)は、多分、一生分かんないでしょうね(笑)。

子守りを任されたのでこの辺で。
最近、これを聞かせると子供がよく泣き止むので重宝しています。
おすすめです! 

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